エナンティオルニス類 化石 鳥の化石 レア 希少価値 恐竜 絶滅生物 熱河生物群

Enantiornithes sp. Age Early Cretaceous Locality: Lioaning Province, China (Jiufotang Formation) 現在の中国遼寧省西部にある、白亜紀前期（約1億2400万年前）の九仏堂累層（Jiuhotang Formation）から発掘された、エナンティオルニス類の脚部の実物(本物)化石となります. 全体の骨格が保存された化石であり、鳥の実物化石は滅多に出てこないレアなものです. 中国遼寧省西部にある義県累層（Yixian formation）と九仏堂累層（Jiuhotang Formation）の地層には、当時の荒々しい火山活動によっての火山灰や火砕流によって、一帯に生息していた生物が埋もれ、密閉された為に、多種多様の生物の極めて保存状態の良い化石が多く発掘されるようです。かつての中国、満州国にあった熱河省、現在の遼寧省を含む熱河層群から産出する化石は熱河生物群と呼ばれています。孔子鳥や羽毛恐竜も遼寧省の地層から発掘されてます。エナンティオルニス類は逆の鳥類を意味し、古生物学者のシリル・ウォーカーによって定義されました。しかしなぜ、このような名前をつけたのかはっきり説明しませんでした。エナンティオルニス類は始祖鳥や孔子鳥より進化していたようですが、現生の鳥類より原始的であり、まったく別の系統だったようです。エナンティオルニス類の発見されている他の化石も多くが断片的なものであり、そういった化石から研究されています。 この標本は長い尾羽が保存されています。尾羽が保存されている個体はオスです。今日、ほとんどのオスの鳥も長い尾羽を持っています。 尾羽が保存された化石は非常にまれです。 化石のサイズは11cm(尻尾を含めると20cm)、全体（母岩)のサイズは26x 17cmです。鳥類は骨が弱くて化石になりにくい。そのため、鳥類化石は、珍しいかつ短編的な化石のみが見つかります。全体が発見される化石は、珍しいため、高い価格で取引されます。スタート価格は、1000円から始めます。


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